気体採取器気密性の点検方法
検知管式気体測定器は、検知管と気体採取器とで構成されます。検知管は、一定内径のガラス管に検知剤を緊密に充填し、その両端を熔封、その表面に濃度目盛等を印刷したものです。
気体採取器は、一定容量(100mL/50mL)のシリンダ内部をピストンで減圧にし、吸引する機能を持っています。気体採取器と検知管を用いて試料ガスの吸引を行ったとき、測定対象物質があると検知管に変色が現れます。この時変色した長さは測定対象物質の濃度に対応する為、検知管に印刷されている濃度目盛から測定対象物質の濃度を読み取ることができます。
気体採取器に漏れがある場合は正しく測定を行うことが出来ません。測定前に気体採取器の気密試験を行ってください。
この動画では、気体採取器の気密性の点検方法について解説しています。
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